ビンファスト、最安モデルの小型EV「VF2」を発表

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ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファスト(VinFast)は5日、2ドア4人乗りの小型車「VF2」を発売すると発表した。価格は電池込みで1億8800万ドン(約110万円)で、同社の最安モデルとなる。今月15日から予約受け付けを始め、9月に納車する。

VF2は全長3090ミリメートル、全幅1496ミリメートルとコンパクトな設計で、狭くて混雑しがちな市街地でも運転しやすくしている。満充電での最大航続距離は210キロメートルで、日常的な都市部での移動に適した仕様となっている。

Minio Greenをベースにした低価格モデル

VF2は、ビンファストが既に展開するタクシー・配車サービス向け小型EV「Minio Green」をベースに開発された。Minio Greenは全長3090mm、全幅1496mm、全高1625mmの2ドア4人乗りで、2065mmのホイールベースを確保し室内空間を最適化している。VF2はこの基本設計を踏襲しつつ、機能とバッテリー容量を削減することで、より手頃な価格を実現した。

販売店情報によると、VF2の希望小売価格は1億9900万ベトナムドンとされるが、ビンファストの「グリーンな未来のための集中」プログラムによる6%割引や早期予約顧客向けの800万ベトナムドン割引を適用すると、実質的な価格は1億7900万ベトナムドン(約105万円)まで下がる可能性がある。さらに、警察官や軍人向けの5%割引や、3000万~8000万ベトナムドン相当のガソリン券との組み合わせにより、価格は1億ベトナムドンを下回るケースも想定されている。

製品ラインアップにおける位置づけ

ビンファストの製品ラインアップにおいて、VF2は個人顧客向けに設計されているのに対し、ベースとなったMinio Greenは輸送サービス事業者向けに位置づけられている。Minio Greenの現在の価格は2億6900万ベトナムドン(約158万円)であり、VF2はそれを大幅に下回る価格設定となっている。

ビンファストはこれまでに、小型SUVのVF3(約190万円)、中型SUVのVF6、VF7、大型SUVのVF8、VF9など幅広いEVラインアップを展開しており、VF2はその最廉価モデルとしてエントリー層の取り込みを狙う。

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