金融庁が東京海上日動あんしん生命保険に対して立ち入り検査を通知したことが明らかになりました。検査は9月中にも実施される見込みで、主に大規模な保険代理店に対して多額の広告料を支払い、自社商品に有利な取り扱いを求めるなどの便宜供与があったかどうかが調査されるとみられています。
東京海上日動あんしん生命は、保険代理店「マネードクター」を展開するFPパートナーに対して、過度な便宜供与を行っていたとの指摘を受けています。具体的には、相場を超えた広告費の支払い、営業社員の採用支援などが問題視されています。金融庁は8月6日にFPパートナーに対して業務改善命令を出しており、顧客の適切な商品選択の機会が阻害される可能性が高いとされています。
今後、金融庁は他の関連企業についても立ち入り検査を行う可能性があり、業界全体に対する監視が強化されることが予想されます。
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