19日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業日比196円57銭高の7万1250円06銭で取引を終えた。7日続伸となり、取引時間中には一時史上最高値を更新する場面があった。
前日の米株式市場では、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に上昇。この流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体や人工知能(AI)関連株への買いが目立ち、投資家心理を支えた。キオクシアHDやメイコーなどが上昇した。
一方で、日経平均は高値圏で推移していることから、利益確定目的の売りも出やすく、上値では伸び悩む場面があった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、0.57%安で終了。日経平均の構成銘柄でも下落が上昇を上回る銘柄があるなど、買いが半導体関連株の一部に集中する構図が続いた。
市場では、日経平均が連日急騰していることから過熱感も意識され、「利益確定の売りは出やすく、上値は重くなる」との指摘があった。シカゴ市場の日経平均先物9月物は7万2070円で終えており、19日朝方の東京市場ではこれらの水準が意識されていた。
日経平均は18日に初めて7万円の大台に乗せており、半導体やAI関連銘柄への投資マネーの流入が顕著となっている。特定分野への集中度合いは米市場よりも強く、株高の恩恵が日本経済全体に広がっているわけではないとの見方もある。
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