ナスダック上場の仮想通貨マイニング企業アメリカン・ビットコインは、2025年10月27日に約1,414ビットコイン(BTC)を新たに取得したと発表しました。この結果、同社の総保有量は3865BTCに達し、時価は約4.4億ドル(673億円)に相当します。これらのビットコインは、マイニングによる生産と市場での戦略的購入を通じて取得され、一部はビットメインとの契約に基づきマイナー購入の担保として差し入れられています。
株価の上昇と市場の反応
この発表を受けて、アメリカン・ビットコインの株価は6%上昇し、トランプブランドに関連するTRUMPミームコインも12.7%高騰しました。エリック・トランプ氏は、ビットコインの蓄積が同社の事業戦略の中核であると強調し、今後も保有量の拡大に注力する姿勢を示しています。
新指標「サトシ・パー・シェア(SPS)」の導入
アメリカン・ビットコインは、株主への透明性向上策として新たに「サトシ・パー・シェア(SPS)」という指標を定期的に公開することを発表しました。SPSは、保有ビットコインの総サトシ数を発行済株式数で除した値で、1株当たりのビットコイン保有量を示します。エリック・トランプ氏は、SPSがビットコイン蓄積プラットフォームにとって最も重要な成功指標であると述べています。
アメリカン・ビットコインの戦略的なビットコイン保有は、今後の市場動向においても注目されるでしょう。

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