米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、2025年9月12日に約10億ドル(約1480億円)相当のテスラ株を購入したことが、同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになりました。この購入は約5年半ぶりで、過去最大の規模とされています。
購入の詳細と影響
マスク氏は、2,568,732株を1株あたり371.90ドルから396.36ドルの価格で購入しました。この発表を受けて、テスラの株価は15日の時間外取引で約6%上昇しました。マスク氏の株式購入は、テスラの株主総会で提案されている巨額報酬プランに対する信号とも解釈されています。このプランでは、マスク氏がテスラの時価総額が大幅に増加した場合に、最大で1兆ドル相当の株式を受け取る可能性があります。
市場の反応と今後の展望
マスク氏の株式購入は、テスラの将来に対する信頼を示すものであり、株価の上昇を促進しています。テスラは最近、車両の納車台数が減少するなどの課題に直面していますが、マスク氏の積極的な投資は市場にポジティブな影響を与えると期待されています。今後の株主総会での報酬プランの承認が、さらなる株価の動向に影響を与える可能性があります。
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