米国の数字選択式宝くじ「パワーボール」の抽選が9月6日に行われ、約18億ドル(約2670億円)に達するジャックポットが出ました。この当選券はミズーリ州とテキサス州で販売されたことが運営団体から発表されています。
米マルチステート宝くじ協会(MUSL)は、最終的な販売結果を受けて、ジャックポットの額が17億8700万ドル(約2620億円)となり、米国の宝くじ史上2番目に大きい当選額であると説明しました。今回の当選者は2人おり、それぞれ年金方式で8億9350万ドルを受け取るか、一括支払いで4億1030万ドルを選ぶことができます。いずれの金額も税引き前の額です。
また、カンザス州とテキサス州で販売された2枚のくじで200万ドルの当たりが出たほか、13州で販売された18枚のくじが100万ドルに当たりました。今回の当選番号は11、23、44、61、62で、赤のパワーボールの番号は17、パワープレーの倍率は2倍でした。
次回の抽選は9月8日に予定されており、ジャックポットの額は2000万ドルにリセットされます。今回の当選により、5月から42回連続でジャックポットが出ていなかった状況に終止符が打たれました。なお、当選確率は2億9220万分の1とされています。
パワーボール史上最高のジャックポット額は、2022年11月7日にカリフォルニア州で出た20億400万ドルです。

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