NHKに歴史捏造疑惑!?ドラマ『総力戦研究所』に遺族が激怒。過去の『緑なき島』問題も再燃

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公共放送として国民の信頼を背負うべきNHKが、またしてもその姿勢を問われています。2025年8月に放送された戦後80年特別ドラマ「シュミレーション昭和16年夏の敗戦」の内容が「歴史の歪曲だ」として、作中で描かれた「総力戦研究所」初代所長の遺族が猛抗議。BPOへの申し立ても視野に入れる事態となっています。これは単発の問題ではなく、過去に「徴用工問題」の火種となったドキュメンタリー「緑なき島」の捏造問題とも地続きであり、NHKが抱える根深い問題を浮き彫りにしています。本記事では、この二つの事案を深掘りし、国民の信頼を失い続けるNHKの実態と、公共放送の在るべき姿について考察します。

NHK特別ドラマ『総力戦研究所』で描かれた歴史の歪曲

今回の問題の発端となったのは、NHKが満を持して放送した特別ドラマでした。しかし、その内容は史実を軽視し、関係者の名誉を著しく傷つけるものだったと指摘されています。

ドラマの題材「総力戦研究所」と衝撃のシミュレーション結果

ドラマの題材となった「総力戦研究所」とは、1940年9月30日に設立された内閣総理大臣直轄の国家戦略シンクタンクです。日中戦争の長期化や欧米列強との関係が悪化する中、従来の軍事力だけでなく、経済、思想、資源など国家の全てを動員する「総力戦」への備えが急務とされていました。この新しい戦争形態に対応するため、陸海軍のエリート軍人、各省庁の若手官僚、そして民間の知識人から選抜された約35名の研究員が集められ、未来の戦争に関する研究やシミュレーションを行っていました。

特に重要なのが、1941年7月に行われた「日米戦争」を想定した机上演習です。研究員たちが導き出した結論は、当時の日本の指導者層にとって極めて衝撃的なものでした。

  • 開戦序盤の勝利は可能だが、その後の消耗戦で日本の国力は耐えられなくなる。
  • 長期戦になると、ソビエト連邦が日本に参戦する可能性が極めて高く、そうなれば敗北は決定的となる。
  • 結論として、対米戦争は「必敗」であり、開戦すべきではない。

このように、研究所は極めて客観的かつ冷静に日本の敗北を予測していました。しかし、この貴重な提言は政府や軍部の精神論や希望的観測の前に「机上の空論」として一蹴され、歴史が示す通り、日本は無謀な戦争へと突入していったのです。

遺族が訴える「事実無根の対立構造」と名誉毀損

ドラマでは、この歴史的経緯が描かれる一方で、重大な問題点が指摘されています。それは、研究所の初代所長であった飯村穣氏の描かれ方です。ドラマの中で飯村所長は、敗戦を予測する研究員たちと対立し、その提言を抑えつけようとする側の人物として描写されていました。

これに対し、飯村氏の遺族は「事実に反する」と真っ向から批判。「父(飯村氏)が研究所内で対立を起こしたという事実はない」と断言し、ドラマの描写が故人の名誉を著しく傷つけるものだと強く抗議しました。遺族は会見を開き、NHKに対して公式な謝罪と訂正を求めています。

NHK側は「フィクションである」と主張するかもしれませんが、実在の人物をモデルにし、史実をベースにしている以上、そのストーリーが視聴者に与える影響は計り知れません。多くの視聴者はドラマで描かれた人間関係を「実際にあったこと」として受け止めてしまうでしょう。遺族は、今回のNHKの対応を「歴史の捏造に他ならない」として、BPO(放送倫理・番組向上機構)への申し立ても辞さない構えを見せています。

繰り返される歴史問題―『緑なき島』と徴用工問題の根源

NHKによる歴史の歪曲や捏造と疑われる事案は、今回が初めてではありません。特に深刻なのが、現在も日韓関係に影を落とす「徴用工問題」の発端の一つとなった、ドキュメンタリー映画「緑なき島」の問題です。

全くの別物だった「強制労働」の象徴シーン

「緑なき島」は、昭和30年(1955年)にNHKが制作した短編ドキュメンタリーで、長崎県の端島、通称「軍艦島」の炭鉱で働く人々を描いた作品です。問題となったのは、炭鉱の狭い坑道内で、上半身裸でふんどし姿の作業員がツルハシを振るう、極めて過酷に見える労働シーンです。

この映像が、後に韓国側によって「日本が朝鮮半島の人々を軍艦島で強制労働させていた証拠」として、国際社会で大々的に利用されることになりました。しかし、このシーンは軍艦島で撮影されたものではなく、全く別の炭鉱で撮影された映像を無断で挿入したものだったことが後に判明しています。

捏造映像が招いた深刻な国際問題と日本の国益損失

さらに問題なのは、NHKがこの事実誤認の映像を韓国側に提供してしまったことです。韓国はこの映像を元に「軍艦島での強制労働」というプロパガンダを国内外に展開。結果として、ありもしない「日本の残虐行為」というデマが世界中に拡散しました。この影響は甚大で、軍艦島がユネスコの世界遺産に登録された際には、その展示内容について「説明が不十分だ」とユネスコからケチがつく事態にまで発展しました。

元を辿れば、NHKが事実確認を怠り、捏造された映像を放送・提供したことが全ての始まりです。この一件で、元島民の方々は「強制労働の加害者」という汚名を着せられ、日本の国家としての名誉と国益も大きく損なわれました。

2025年3月、NHK会長はようやく元島民8人に対して謝罪しましたが、これはあまりに遅く、そして限定的すぎる対応です。多くの国民が求めているのは、日本国民全体に対する謝罪と、なぜこのような捏造が起きたのかを徹底的に検証する番組の放送ですが、NHKは未だにその要求に応える姿勢を見せていません。

信頼失墜が招くNHK離れ―受信料収入の激減と経営悪化

一連の不祥事や偏向報道は、国民のNHKに対する信頼を大きく損ない、それは経営状況にも明確に表れています。

5年で145万件減!深刻化する受信契約数の減少

NHKの受信契約数は、まさに右肩下がりです。

  • 2019年:4,212万件
  • 2024年:4,067万件

この**5年間で実に145万件もの契約が失われました。**これは、政令指定都市である大阪市の総世帯数(約158万世帯)に匹敵する驚異的な数字です。単純計算でも、毎月の受信料収入が約28億円も減少したことになり、NHKの経営に深刻な打撃を与えています。

テレビを持たない若者が増え、NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスに視聴者が移行していることも一因ですが、それ以上に「信頼できない放送局に受信料を払いたくない」という国民の意思表示であることは明らかです。

巨額赤字と受信料徴収強化への懸念

経営状況も火の車です。2024年度は約449億円の赤字を計上し、翌2025年度も赤字となる見通しです。しかし、一方でNHKは約2,000億円近い巨額の内部留保(貯金)を保有しており、国民からは経営努力が足りないとの批判も絶えません。

このような状況にもかかわらず、NHKはテレビを持たない世帯からも、スマートフォンやPCを所有しているだけで受信料を徴収しようとする動きを活発化させています。国民の信頼回復という本質的な課題から目をそらし、徴収強化にばかり熱心なその姿勢に、さらなる批判が集まるのは当然と言えるでしょう。

公共放送の在るべき姿とは?NHKに求められる真摯な対応

公共放送の根幹は、何よりも「国民からの信頼」にあります。その信頼を自ら毀損するような歴史の歪曲や捏造は、断じて許される行為ではありません。今回のドラマ「総力戦研究所」の問題も、過去の「緑なき島」の問題も、事実を軽んじ、日本の名誉を貶める結果を招いている点で共通しています。

NHKは、国民の声や関係者の訴えに真摯に耳を傾け、速やかに事実関係を調査し、誤りを認めて謝罪・訂正するべきです。そして、なぜこのような問題が繰り返されるのか、その組織的背景を徹底的に検証し、国民に対して説明責任を果たす必要があります。それこそが、失墜した信頼を回復するための唯一の道であり、日本の公共放送として最低限果たすべき責務なのです。

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