プライバシー重視のステーブルコイン「USDCx」について

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Crypto

米ドルステーブルコイン「USDC」を発行するサークルは、2025年12月9日にプライバシー機能を持つ新しいステーブルコイン「USDCx」を、レイヤー1ブロックチェーン「Aleo」のテストネットでローンチしたと発表しました。USDCxは、1:1の割合でUSDCに裏付けられた米ドルステーブルコインであり、プライバシーやコンプライアンスを重視する企業や開発者、消費者をターゲットにしています。

USDCxの特徴とユースケース

  • ゼロ知識証明の活用: USDCxは、ゼロ知識証明技術を利用しており、これにより取引履歴を公開せずに規制当局への情報開示が可能です。これにより、ユーザーのプライバシーを保護しつつ、法令遵守を実現します。
  • 想定されるユースケース:
    • 国をまたいだ給与の支払い
    • 援助団体による支援
    • eコマースでのデジタル決済
    • 家族や友人、コミュニティへの送金
    • DeFi(分散型金融)での運用
    • 規制遵守

xリザーブの導入

USDCxは、サークルが新たに導入した「xリザーブ」というインフラを基盤にして発行されます。xリザーブは、各ブロックチェーンのチームがUSDCと完全に相互運用できるUSDC担保型ステーブルコインを展開するための仕組みです。これにより、開発者やユーザーはサードパーティのブリッジサービスに頼ることなく、USDCとUSDC担保型ステーブルコイン間の価値移動をシームレスに行うことができます。

今後の展望

Aleoの公式サイトによると、USDCxは2026年1月にメインネットでのローンチが予定されています。プライバシー技術への関心が高まる中、USDCxの登場は、プライバシーを重視したステーブルコインの開発における重要な一歩とされています。

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