30日、中国の金鉱採掘大手である紫金黄金国際と金製腕時計を手掛ける深圳西普尼精密科技が香港取引所に同時上場しました。両社の株価は急騰し、特に紫金黄金国際は公開価格を56%上回る初値を付けました。金価格の上昇を背景に、これらの企業は事業拡大に向けた動きを加速させています。
紫金黄金国際の上場は、当初の予定日である29日から台風の影響で延期されていましたが、無事に取引が開始されました。公開価格は71.59香港ドルで、初日の取引では119香港ドルに達し、投資家からの強い関心を集めました。金価格が30日に史上最高値を記録したことも、株価上昇の要因となっています。
このような新規上場は、金関連事業の成長を示すものであり、今後も中国企業の香港市場への上場が続く見込みです。金価格の高騰が続く中、これらの企業はさらなる事業拡大を目指しており、投資家の注目が集まっています。

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