米グーグルは2025年8月20日、自社開発の新型スマートフォン「Pixel 10」を発表し、8月28日に発売することを明らかにしました。この新モデルは、高性能半導体「Tensor G5」を搭載しており、特に注目されるのは、人工知能（AI）を活用した音声通話のリアルタイム同時通訳機能です。この機能は日本語と英語の間で対応しており、店予約などの簡単で定型的な会話を高精度で訳すことができるとされています。
AIによる通訳機能
Pixel 10の「Voice Translate」機能は、通話中に話者の声をリアルタイムで翻訳し、相手にその声色を保ったまま届けることができます。この機能は、AIモデルを用いており、ユーザーのプライバシーを守るために、音声データはデバイス上で処理されます。具体的には、話者が日本語で話すと、相手には英語で翻訳された内容がそのまま伝わる仕組みです。
スペックとデザイン
Pixel 10は、6.3インチのOLEDディスプレイを搭載し、最大3000ニトの輝度を誇ります。また、カメラ機能も強化されており、広角、ウルトラワイド、望遠の3眼構成を採用しています。特に望遠カメラは光学ズーム5倍、超解像ズーム最大20倍に対応しています。
発売情報
Pixel 10の予約販売は8月21日から開始され、価格は128GBモデルが12万8900円、256GBモデルが14万3900円です。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルからも販売される予定です。
このように、Pixel 10はAI技術を駆使した新機能を搭載し、ユーザーのコミュニケーションをよりスムーズにすることを目指しています。
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