アービトラムのネイティブ暗号資産であるアービトラム(ARB)が、米国時間16日に価格を上げています。この上昇の背景には、ペイパル(PayPal)の米ドル建てステーブルコイン「PYUSD」がアービトラムネットワークに対応するとの憶測が広がっていることがあります。
PYUSDのアービトラム対応
ペイパルは、更新された利用規約においてPYUSDがイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)に加えてアービトラムでも利用可能であることを示しました。PYUSDは、パクソス(Paxos)によって発行され、米ドル預金や米国債などの裏付け資産によって価値が保証されています。この対応により、アービトラムは取引効率を向上させることが期待されています。
ARBの価格上昇
アービトラム(ARB)は、24時間で7.7%上昇し、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の上昇を上回りました。この動きは、PYUSDのアービトラムネットワークへの統合が、DeFi領域での競争力を高めることに寄与するとの期待から来ていると考えられます。
今後の展望
ペイパルのPYUSDがアービトラムに対応することで、取引コストが削減され、ユーザーにとっての魅力が向上することが見込まれています。また、デジタル取引プラットフォームのロビンフッド(Robinhood)もアービトラムを選択しており、今後の展開が注目されます。

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