NOT A HOTEL DAO、新サービス「THE DOOR」を発表

NOT A HOTEL DAOは5月21日、同社が発行する暗号資産「NOT A HOTEL COIN（NAC）」の保有者向けに、ハイエンドな別荘をシェア購入できる宿泊権を提供する新サービス「THE DOOR」を2025年6月15日にリリースすると発表しました。

サービスの概要

「THE DOOR」は、1万円相当以上のNACを保有するユーザーを対象に、毎月抽選または先着でNOT A HOTELの宿泊権をプレゼントするサービスです。NACを保有しているだけで応募が完了する手軽さが特徴で、対象となる宿泊施設は以下の6拠点です：

AOSHIMA
NASU
FUKUOKA
KITAKARUIZAWA
MINAKAMI
2025年7月開業予定のISHIGAKI

参加枠の詳細

「THE DOOR」には2つの参加枠が設けられています。

プレゼント枠:
- 1万円相当以上のNAC保有者を対象に、毎月抽選で5名に宿泊権が提供されます。
- 抽選は毎月10日時点のNAC保有量と保有期間に基づいて参加条件が判定され、当選者は毎月15日に発表されます。
購入枠:
- 毎月先着5名限定で、10万円相当のNACを支払うことで、10万円相当以上の宿泊権を購入できます。

NACの活用と背景

NACは、NOT A HOTEL DAOが発行する暗号資産で、NOT A HOTELへの保有・利用の新しい仕組みを提供することを目的としています。2024年12月にはGMOコインにてIEO（Initial Exchange Offering）を実施し、国内IEOとして過去最大規模の20億円の資金調達を達成した実績があります。現在のNACの価格は約900円前後で推移しています。

NACの活用方法の一つとして、NOT A HOTEL DAOにNACを預けることで、レンディング期間の利回り相当分の宿泊権が付与される「宿泊権受取型レンディング」という仕組みも存在します。この新サービスは、NACの保有メリットをさらに拡充し、より手軽に宿泊体験を得られる機会を提供するものです。