ブロックチェーンゲーム開発企業のMythical Gamesは、24日にFIFA(国際サッカー連盟)公認のWeb3モバイルサッカーゲーム「FIFA Rivals」のローンチスケジュールを発表しました。ゲームは、まず5月に地域を限定してプレリリースを行い、その後、FIFAクラブワールドカップの開催に合わせて6月に世界規模でのローンチを予定しています。
パートナーシップとリリース計画
Mythical Gamesは昨年11月にFIFAとパートナーシップを締結し、iOSとAndroidの端末で遊べる「FIFA Rivals」をリリースすることを発表しました。これまでは2025年の夏にリリースされるとされていましたが、今回具体的なリリース月が明らかになりました。FIFAの公式サイトによると、クラブワールドカップの試合は米国で6月14日から始まります。
ゲームの内容
「FIFA Rivals」は、プレイヤーが自分のサッカーチームを作り、コーチとして育成し、他のプレイヤーと対戦できる内容となっています。基本プレイは無料で提供される予定ですが、選手をNFTとして取引できるオプションも用意されており、FIFAのスター選手のデジタルカードを所有することが可能です。
技術的な移行と資金調達
Mythical Gamesは2023年4月に、エコシステムをイーサリアムからポルカドット(DOT)に移行することを発表しました。この移行は、イーサリアムベースのスマートコントラクトをポルカドットベースのコードに変更し、シームレスにインフラを移行することに成功したとされています。
同社の注目度は資金調達にも表れており、これまでにAndresseen Horowitz(a16z)やARK Invest、アニモカブランズといった著名企業からの出資を受けています。
結論
「FIFA Rivals」のリリースは、Web3ゲーム市場における重要な一歩であり、FIFAのブランドを活用した新たなゲーム体験を提供することが期待されています。プレイヤーは自分のチームを育成し、NFTを通じて選手を取引することで、より深いゲーム体験を楽しむことができるでしょう。今後の展開に注目が集まります。

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