米証券決済大手DTCC(デポジタリー・トラスト・クリアリング・コーポレーション)は5月27日、子会社DTCが保管する資産のトークン化をステラ(XLM)のブロックチェーン上で行う計画を、ステラ開発財団(SDF)と連名で発表しました。
主なポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象ブロックチェーン | ステラ(Stellar / XLM) |
| スケジュール | 2027年上半期にトークン化資産を利用可能に |
| 保管資産規模 | 114兆ドル(約1.8京円)超(2026年5月4日時点) |
| SECの関与 | ノーアクションレターを受領済み。DTCのRWAトークン化を認可 |
トークン化の対象資産
- ETF
- 米短期国債
- 株価指数ラッセル1000の構成銘柄などの流動性の高い資産
マルチチェーン戦略
DTCCは複数のブロックチェーンを採用する方針で、現在の適格ブロックチェーンは以下の3つ:
- ステラ(Stellar)
- カントンネットワーク(Canton Network)
- DTCCのアップチェーン(AppChain) – イーサリアム互換
背景と目的
- SECからノーアクションレターを受領し、規制面での道筋が確保
- 決済の高速化、資産の可動性向上、取引時間延長、低コスト・低リスクな取引機会の提供を目指す
- DTCのトークン化資産には、従来の保有証券と同様の投資家保護・権利・安全措置が適用
市場への影響
発表後、XLMの価格は0.172ドルで推移し、前日比16.6%、前週比20.2%上昇。ビットコインなどの主要銘柄を上回るパフォーマンスを示しています。
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