ジャーナリストのエレノア・テレット氏が10月31日に報じたところによると、キャナリー・ファンズ(Canary Funds)は、XRP現物ETFのS-1登録書類を更新し、「遅延修正条項」を削除しました。この変更により、SEC(米証券取引委員会)が新たな意見や異議を提起しない限り、法定の20日間の待機期間後に自動的に発効することになります。
申請の詳細
提出日は10月24日で、20日後の11月13日に上場する可能性があります。この動きは、長期化する米国政府の閉鎖が背景にあり、SECの通常業務が停滞する中でのものです。SECのポール・アトキンス議長は、企業がこの20日間ルールを利用することを支持していると述べています。
市場の期待
キャナリー・キャピタルのCEO、スティーブ・マクラーグ氏は、XRP ETFの初月の資金流入が最大100億ドル(約1兆5000億円)に達する可能性があると予測しています。ただし、実際の資金流入は市場環境や投資家の需要、規制の動向に大きく左右されるため、慎重な見方も必要とされています。
このように、キャナリー・ファンズの動きは、XRP現物ETFの市場投入に向けた重要なステップとなる可能性があります。

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