ソニーグループ、ソニーフィナンシャルグループの上場を発表

※本サイトはプロモーションが含まれています
※本サイトはプロモーションが含まれています
Stock

2025年5月14日、ソニーグループは、金融子会社であるソニーフィナンシャルグループ(FG)の上場を9月29日に予定していると発表しました。この上場は、ソニーFGの分離(パーシャル・スピンオフ)に基づいて行われ、ソニーグループの持ち分は20%未満となる見込みです。

上場の詳細

  • 取締役会の付議: ソニーグループは、9月初旬に開催される取締役会でこの分離を付議する予定です。これにより、ソニーFGは連結子会社から持分法適用会社に移行します。
  • パーシャル・スピンオフ制度の活用: 2023年度の税制改正で認められた「パーシャル・スピンオフ」制度を利用し、ソニーFGの株式を既存の株主に割り当てる計画です。この制度により、持ち分が2割未満でも要件を満たせば実質的に非課税で分離が可能となります。
  • 株式の配分: ソニーグループは、上場に先立ち、保有するソニーFG株式の80%以上を現物配当として株主に分配する方針です。これにより、ソニーグループの持ち株比率は20%未満に減少します。

今後の展望

ソニーFGの上場は、金融事業の独立性を高めるとともに、資金調達の柔軟性を向上させることが期待されています。市場では、ソニーFGの時価総額が1兆円を超えるとの予測もあり、投資家の関心が高まっています。ソニーグループは、ゲームや音楽事業の好調を背景に、今後も成長を続ける見込みです。

PR
moomoo証券