カルシ、米国初の規制対応ビットコイン無期限先物取引を開始

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Crypto

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)は6月3日、ビットコインの無期限先物(パーペチュアル)取引を正式に開始したとSNSで発表した。本商品はビットコイン現物価格に連動し、当面の間、取引手数料は無料としている。

規制当局の承認

米商品先物取引委員会(CFTC)は5月29日、カルシに対して同商品の上場を認める承認命令を発行。商品取引所法および指定契約市場に適用されるコア原則への準拠を確認したもので、期限を設けない真の無期限先物を上場する初の規制対応取引所となった。

マイケル・セリグCFTC委員長は今回の承認を「トランプ大統領が掲げる米国を仮想通貨の中心地とする目標に向けた重要な前進」と評価した。

無期限先物市場の規模と競合の動向

無期限先物は仮想通貨市場で最大規模の取引商品の一つに成長しており、2025年の取引高は約61.7兆ドルに達し、前年比29%増となった。

これまで米国ではバイナンスやハイパーリキッドなどオフショアのプラットフォームが市場を形成してきたが、国内規制対応商品は存在しなかった。カルシはこの空白を埋める形で国内初の規制対応無期限先物市場を提供する。同社は今後、規制当局の審査を経て10数種類以上の仮想通貨へ対象を拡大する方針だ。

競合各社の動きも活発化している。クラーケンは今回の承認から30日以内に規制対応パーペチュアルを上場する計画を表明し、ロビンフッドやジェミナイも参入への関心を示している。また、同じく予測市場を運営するポリマーケットは招待制で無期限先物取引のテストをすでに開始しており、数週間内に一般公開を予定している。

関連訴訟

カルシはミネソタ州を連邦地裁に提訴し、8月1日施行の予測市場禁止法の差し止めを申請している。トランプ政権・CFTCも同州を提訴しており、連邦対州の管轄権争いは訴訟合戦に発展している。

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