株式会社Gincoは、2025年12月1日にBabylon Labsとの戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、両社は第三者に暗号資産の管理を委託せずにビットコイン（BTC）を活用できる「BTCFi 2.0」を推進します。
自己管理でのBTC運用を実現
Gincoが提供するウォレットとBabylonの自己管理型ステーキング技術を連携させることで、暗号資産交換業者や金融機関がコールドウォレット内のBTCを預けることなく運用できる環境を提供します。Babylon Labsは、BTC所有者が自己管理を維持したまま分散型金融サービスを利用できる「Trustless BTC Vault Protocol」を開発しており、これが「BTCFi 2.0」の中心的な技術となります。
Ginco Enterprise Walletの役割
Gincoの業務用デジタルアセット管理ウォレット「GEW」は、機関投資家や暗号資産交換業者向けに、効率的かつ安全に暗号資産を管理できるインターフェースを提供します。このウォレットを活用することで、ビットコインを第三者に依存せずにコールドウォレットから安全にステーキングすることが可能になります。
今後の展望
GincoとBabylon Labsは、自己管理を維持したままビットコインを効率的に活用できる金融サービスを日本市場に提供していく考えです。この新たな提携を通じて、暗号資産交換業者やトレジャリー企業向けに多様なサービス提案を行い、業界全体の発展に寄与することを目指します。
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