イーロン・マスク氏が2025年5月17日に自身のX（旧ツイッター）アカウントのプロフィール画像をミームトークン「Kekius Maximus」に関連する画像に変更し、ユーザー名も同名に修正した結果、イーサリアム上のKEKIUSトークンが急反発しました。最新のデータによると、Kekius Maximusトークンは約2時間で約2.4倍の急騰を記録しました。
この現象は、昨年12月から今年1月にかけて起きた出来事の再来と見られています。当時、マスク氏がXのハンドルを「Kekius Maximus」に変更し、プロフィール画像をゲームコントローラーを持つローマ兵士姿のカエルのペペに更新したことで、大規模な投機が発生し、同名のミームコインが作成され、数時間で10倍以上の急騰を見せました。しかし、マスク氏が元のプロフィールに戻すと、トークンは24時間で60%以上の価値を失いました。
マスク氏の影響力と過去の事例
マスク氏のSNSプロフィール変更が仮想通貨市場に与える影響は今回が初めてではありません。2021年2月には、マスク氏がドージコイン（DOGE）のマスコットであるシバイヌ犬の画像をプロフィール写真に設定したことで、ドージコインの価格が数時間で約50%急騰しました。このように、マスク氏の行動は短期的な価格変動を引き起こすことが多く、今回の変更もその一環として位置づけられます。
市場への影響と今後の展望
今回の変更による市場への長期的影響は不透明ですが、マスク氏のSNS活動が仮想通貨市場に与える影響力の大きさを再確認させる結果となりました。特に、ミームコイン市場は感情に大きく左右されるため、著名人の発言や行動がトークン価格に直接的な影響を及ぼすことが多いです。今後もマスク氏の動向が新たな市場トレンドを生む可能性があり、投資家たちはその動きを注視する必要があります
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