タイ首相府のアヌクーン・プルクサーヌサック副報道官は、2025年8月22日に南部プーケット島のカロン・ビーチ周辺で有毒な海洋生物「アオミノウミウシ」が打ち上げられていることを発表し、地元住民や旅行者に注意を呼びかけました。この生物は外国人には「ブルードラゴン」として知られています。
アオミノウミウシは学術名「Glaucilla sp.」に分類され、美しい青色の外見を持ちながら、非常に強い毒を備えています。保健省疾病管理局や上部アンダマン海海洋沿岸資源研究センターによって、カロン・ビーチでの大量発生が確認されています。
副報道官は、アオミノウミウシに触れないよう警告し、もし接触した場合の対処法を以下のように指示しました：
- すぐに陸に上がり、救急番号「1669」に通報すること。
- 患部をこすらずに安静を保つこと。動かすことで毒が広がる恐れがあります。
- 家庭用の4～6％濃度の酢を患部に30秒以上かけ続けること。真水やアルコールは使用しないこと。
さらに、ウニ、エイ、クラゲなどの海洋生物への接触は重症につながる危険が高いため、ビーチに行く際は長袖など肌の露出を避ける服装を着用し、雨天後の遊泳は控えるよう求めています。
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