医療機関の経営支援や関連機器の販売を手掛けるグローム・ホールディングスは20日、同社のグループ子会社において暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)を購入する方針を決定したと発表しました。医療業界において、余裕資金を暗号資産で運用する新たなトレンドが浮き彫りとなっています。
購入計画の詳細
今回のビットコイン購入の対象となるのは、福山医療器などを含む計4社の子会社です。計画の詳細は以下の通りです。
- 購入対象: グループ子会社 計4社
- 購入上限: 各子会社につき最大1ビットコイン(4社合計で最大4ビットコイン)
- 想定総投資額: 最大約4,725万円
背景にある「医療系法人の資産運用ニーズ」
今回のグローム・ホールディングスの取り組みは、医療業界における暗号資産活用のトレンドを強く裏付けるものと言えます。
国内の暗号資産取引所大手であるコインチェックは今年3月、法人口座数が1万件を突破したことを発表しました。これを受けた一部メディア(NADA NEWS)の取材によると、特に医療系の法人が、余裕資金の一部を財務・運用の観点から暗号資産に預け入れるニーズが目立っているとのことです。
広がる医療業界の暗号資産投資
医療系企業による暗号資産への投資は、同社に留まりません。「湘南美容クリニック」を運営し、米ナスダックに上場するSBCメディカルグループホールディングスも、過去に10億円相当のビットコイン購入を発表しており、大きな話題を呼びました。
インフレ対策やポートフォリオの多角化を目的として、医療業界という一見保守的なセクターにおいても、ビットコインをはじめとする暗号資産を企業の財務戦略に組み込む動きが着実に広がりを見せています。

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