大手ホテルチェーンの東横インは、2025年6月16日に公式サイトで、提携サイトに提供している空室枠が一部エージェントによって海外予約サイトで転売されていると注意喚起を行い、波紋を呼んでいます。特に、予約サイト「Agoda(アゴダ)」が名指しされており、テレビCMに出演しているお笑いコンビ、バナナマンの設楽統と日村勇紀も、思わぬとばっちりを受けることになりました。
東横インが警告する5つの重大トラブル
東横インは「一部の海外予約サイト(Agoda等)ご利用時のご注意事項」と題して、以下のようなトラブルが発生していると説明しています。
- 予約した情報がホテルに通知されず、部屋の確保がされていない。
- 予約した部屋や日付とは異なった情報がホテルへ通知され、正しい部屋タイプや日程の部屋が確保されない。
- 予約完了からホテルへの予約通知に数日のタイムラグがあるため、ホテルで予約の確認ができない。
- ホテルで設定した宿泊料金よりも大幅に高い料金で販売されていることがある。
- キャンセル不可で販売されることがある。
同社は、これらの問題から「Agoda等」からの予約については、利用者自身で予約したサイトへ問い合わせるようお願いしています。ホテルへ連絡しても、手続きの関係上、予約の確認・変更・キャンセルを承ることができないとしています。
アゴダへの批判とバナナマンへの影響
この問題が報じられると、SNSではアゴダへの批判が集中しました。「東横インも激おこじゃん…」「アゴダ最悪だな」といった声が上がり、アゴダのテレビCMに出演しているバナナマンにも影響が及びました。視聴者からは「CMのタレントの評判が下がりそう」「バナナマンのイメージダウンになりかねない」といった懸念の声が寄せられています。
バナナマンは2022年7月からアゴダのイメージキャラクターに起用されており、現在も「毎日、おトクだ。アゴダ」篇が放映中です。このような状況に対し、ファンからは「早めにアゴダから逃げ出せ」といった意見も見受けられます。
このトラブルは、出張や旅行でアゴダを利用した人々にとっても影響が大きい問題であり、予約プランの確認をすることが推奨されます。

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