REX SharesとOsprey Fundsが共同で開発した米国初の「ステーキング型仮想通貨ETF」、名付けて「REX-Osprey SOL+Staking ETF」が、今週水曜日に取引を開始します。この新しいETFは、仮想通貨ソラナ(SOL)の価格に連動するだけでなく、保有するソラナをステーキングすることで得られる利回りを投資家に提供する仕組みを特徴としています。
ステーキングの仕組み
ステーキングとは、暗号資産をブロックチェーンのネットワークに預け入れることで、ネットワークの安定運用に貢献し、その対価として報酬を得る仕組みです。このETFでは、ソラナの価格上昇益に加えて、ステーキングによる追加の利回りを受け取ることが可能になります。
法人設立の戦略
REX-Ospreyのファンドは、課税対象となる法人として設立されています。これは、SECによる従来のETF審査を回避するための戦略と見られています。この方式を採用することで、ファンドが得たステーキングによる収益は法人内で課税され、その後、税引き後の利益が投資家へ配当として分配される流れとなります。
この新しいETFは、投資家にとって魅力的な選択肢となることが期待されており、仮想通貨市場における新たな投資機会を提供します。

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