報道の概要
ナスダック上場の暗号資産マイニング企業アメリカン・ビットコインは、2025年7~9月期の決算を発表し、売上高が前年同期の1160万ドルから6420万ドル(約99億円)に増加したことを報告しました。この結果、同社は前年同期の60万ドルの純損失から黒字転換し、純利益が350万ドル(約5.4億円)となりました。
具体的な内容
アメリカン・ビットコインは、四半期中に3000BTC以上を戦略的準備金に追加し、9月末には3418BTCに達しました。また、11月13日時点での保有ビットコインは約4090BTC(約600億円相当)に達しています。これにより、同社は上場企業の中で24位にランクインしています。
影響と反応
この好調な決算発表を受けて、同社の株価は一時4.50ドルまで下落したものの、前日比2.5%上昇しました。エリック・トランプ氏は、今後もビットコイン保有量を拡大する姿勢を示しており、再生可能エネルギーを利用したマイニング事業にも力を入れています。
アメリカン・ビットコインは、77,944台のマイナーを運用しており、総容量は約25 EH/s(エクサハッシュ/秒)に達しています。2025年の1月から9月末までの採掘総量は1006BTCで、その半分以上をこの四半期に採掘しています。

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