自由民主党政務調査会デジタル社会推進本部は、2025年5月20日に平将明デジタル大臣に対し、「web3提言2025自民党 〜暗号資産を国民の資産形成に資する資産へ〜」を含む提言「デジタル・ニッポン2025」を申し入れました。この提言は、自民党のweb3ワーキンググループ（WG）の取り組みを基にしており、以下の二つの主要な内容に分かれています。
- 暗号資産を新たなアセットクラスに
この部分では、暗号資産に関する制度改正案が提示されています。具体的には、資金決済法から金商法への規制の位置づけを明確化し、有価証券とは異なる特性を考慮した枠組みを提案しています。暗号資産を信頼性と健全性を備えた「新たなアセットクラス」として社会に位置づけることを目指しています。 - web3を新たな価値創造の手段に
こちらでは、web3が事業インパクト創出段階に移行しつつあることを強調し、提言の実現を後押しすることで新たな経済成長のエンジンとすることを目指しています。
提言の背景と目的
「デジタル・ニッポン2025」は、これまでのデジタル政策の成果を反省しつつ、今後のデジタル社会の発展に向けた新たな方向性を示すものです。自民党は、デジタル庁の機能強化や、AIやweb3に関する政策でのリーダーシップを強調し、これらを通じて国民所得の増加を図ることを目指しています。
この提言は、自民党の公式ウェブサイトからダウンロード可能であり、今後のデジタル政策の進展に大きな影響を与えることが期待されています
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